HUNGARY INFORMATION

一般情報

一般情報

ハンガリーの一般情報、歴史、経済(日本企業)を紹介します。

ハンガリー一般情報

(外務省ホームページより引用)

1. 面積
約9.3万平方キロメートル(日本の約4分の1)
2 人口
約980万人(2019年1月,中央統計局)
3 首都
ブダペスト
4 民族
ハンガリー人(86%),ロマ人(3.2%),ドイツ人(1.9%)等(2011年国勢調査)
5 言語
ハンガリー語
6 宗教
カトリック約39%,カルヴァン派約12%
7 主要産業
機械工業,化学・製薬工業,農業,畜産業
8 GDP
1,612億ドル(2018年,IMF)
9 一人当たりGDP
16,484ドル(2018年,IMF)
10 経済成長率
4.9%(2019年,ハンガリー中央統計局)
11 物価上昇率
3.4%(2019年,ハンガリー中央統計局)
12 失業率
3.4%(2019年,ハンガリー中央統計局)
13 総貿易額
(1)輸出
1,089.3億ユーロ
(2)輸入
1,040.7億ユーロ
(2019年,ハンガリー中央統計局)
14 主要貿易品目
(1)輸出
道路走行車両,電気・電子機器,通信・記録機器,発電機器
(2)輸入
電気・電子機器,道路走行車両,通信・記録機器,工業機械一般
(2019年,ハンガリー中央統計局)
15 主要貿易相手国
(1)輸出
ドイツ(27.7%),スロバキア(5.2%),イタリア(5.2%),ルーマニア(5.1%),オーストリア(4.6%)(参考)日本は0.6%で第26位。
(2)輸入
ドイツ(25.3%),中国(6.1%),オーストリア(6.1%),ポーランド(5.8%),オランダ(5.1%)
(参考)日本は1.4%で第19位。
(2019年,ハンガリー中央統計局)
16 通貨
フォリント(HUF)
17 為替レート
1フォリント=0.33円(2020年4月30日,ハンガリー国立銀行)
18 経済概況
(1)2012年はEUの景気後退に伴い-1.6%のマイナス成長となったが,農業部門の回復やEU補助金の活用により2013年後半から景気が上向き,2014年はGDP成長率4.2%を記録。その後,個人消費は引き続き堅調だったものの,EU補助金の流入が減少したことから2015年はGDP成長率3.5%,2016年はGDP成長率2.3%と減速傾向になったが,2017年はEU補助金の流入が回復するとともに個人消費が引き続き堅調に推移し,4.1%のプラス成長を記録。2018年及び2019年も連続で+4.9%と引き続き高い成長を記録。
(2)外資製造業誘致による再工業化を推進する一方,将来を見据えR&D分野を中心に自国企業の育成・強化にも取り組んでいる。
(3)EU依存度が高く,EU向け輸出入の割合は約7~8割。
(4)政府は,銀行税をはじめとする外資をターゲットとした各種業界税や私的年金国有化等,「非伝統的な政策」により,財政再建を図り,EUの過剰財政赤字是正手続の解除を実現。

歴史

(外務省ホームページより引用)

年月 略史
紀元前1世紀より ローマ領パンノニア州
紀元4世紀 フン族が侵入し,ローマ人を駆逐
896年 ハンガリー民族定住
1000年 ハンガリー王国建国
1241~1242年 蒙古軍の襲来
1526~1699年 オスマン・トルコによる占領
1699~1918年 ハプスブルグ家統治
1867年 オーストリア・ハンガリー二重帝国の成立
1920~1944年 ホルティ摂政によるハンガリー王国
1920年 トリアノン条約(領土の3分の2を割譲)
1941~1945年 第2次世界大戦(枢軸国)
1946年2月 ハンガリー共和国の成立
1949年8月 ハンガリー人民共和国の成立
1956年10月 ハンガリー革命(ソ連軍の侵攻)
1989年10月 民主制の共和国へと体制転換
1999年3月 NATO加盟
2004年5月 EU加盟
2007年12月 シェンゲン協定加盟
2012年1月 基本法(新憲法)施行(国名を「ハンガリー共和国」から「ハンガリー」に変更)

日本企業の進出

ハンガリーへは自動車産業を中心に多くの日系企業が進出しています。マジャールスズキ、デンソーを始めハンガリーの輸出産業を支えるだけでなく、労働者雇用により同国に大きく貢献しています。